辛いときに聴く切ないアニソン2

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以前切ないアニソンを取り上げたのですが、
前回取り上げていない曲を引き続き書いていきます。
その時々で聴きたくなる曲も変わってきますし、
私に私にぶっ刺さっているように、見ていただいた方も聴いてみて、
少しでも今の辛さが和らいだり、次の1歩を踏み出す支えになったらと思っています。

以前書いた記事は以下になりますので、
よければこちらも見ていただけると嬉しいです。

■you 「ひぐらしのなく頃に」

大切な人を想う歌詞が心に刺さります。
ひぐらしのゲームをやったり、アニメを観たことなくても
知っている人が多いですが、
悲しげな曲調と、真っ直ぐな歌詞に惹かれるのだと思います。


いくつかバージョンがあって、何回も聞いているはずなのに
飽きることはなくて、ひたすら心が回復するまで聴き続けているような
私にとって、まるで療法のようなものになっています。
雪野五月さんが歌っているものをよく聞くのですが、
特に声が優しくて切なくて感情移入もしやすいです。


失踪してしまった大切な人に対する歌ですが、
平凡な私にも共感できる部分も多いですし、
ひぐらしを知っている人は園崎詩音の気持ちを思い出して、
同じように悲しい気持ちになったりしますよね。


悲しいことがあったときに聞いていると、
寄り添ってくれているような気がして、
再び一歩踏み出そうという気にさせてくれます。

■キラメキ –wacci– 「四月は君の嘘」

アニメ終盤でこの曲が流れた時は鳥肌がたちました。
ヒロインのかをりが手紙で最後のメッセージを送る場面で、
前期のエンディングを持って来られると、
余計に物語の最初の方の、何も気にせず楽しかった頃が思い出されてしまうんですよね。
「繋いでいたい手は、君のものだったよ」が聞こえた瞬間、
涙が出てきて、悲しいけれど前向きなストーリーをより感動的にしてくれています。


wacciのボーカルの歌声はとても落ち着いて優しいので、
あくまでも爽やかな別れの曲といった雰囲気になります。
こんなに悲しいのに、前を向いて頑張っていこうと思わせてくれます。


アニメでは主人公がピアノで、ヒロインがバイオリンで一緒に演奏することがあります。
直接言葉で会話するよりもお互いの気持ちが通じ合っているように見えるんですよね。
過ごした時間は長くはないものの、深い絆をもっているように見えます。


このキラメキであったり、一緒に演奏している曲がよりそう思わせてくれるので、
この作品を作り上げる大事な要素になっていると思います。

■変わらないもの –奥華子–「時をかける少女」

時をかける少女の挿入歌で、テレビでも何度も放送されているので、
世代を超えて知っている人が多い曲だと思います。
青春を謳歌している主人公たちが、大人になっていく過程で
今この時をずっと過ごしていたいと思っているだろうことが想像されます。
楽しい友達と楽しい瞬間をいつまでも過ごしていたい、という気持ちを
感じたことがある人は多いのではないでしょうか。


ただ、いつまでも同じではいられない残酷さを突きつけられて
心を抉られるような気持ちと、
その楽しい瞬間を糧にして、突き進んでいこう、という想いにさせてくれます。


主題歌のガーネットも同じような気持ちにさせてくれますが、
歌詞がより学生が共感しやすいものになっていて、
大人には郷愁を思い起こさせます。


今一緒にいる友達や大切な人といつまでも一緒にいれるとは限らないです。
物理的に、または心理的に距離ができてしまうこともありますし、
恋愛でも気持ちが移り変わっていってしまうこともあります。
まるで映画や小説のように突然死別してしまうことも当たり前にあります。
それでも一緒に過ごした時のたくさんの思い出はなくならず、
生き続ける人の一部になって、その人に影響を与え続けます。


大袈裟に考えすぎな気はしますが、この曲を聞いていると、
そんな気持ちにさせてくれます。

■Brave song –多田葵–「Angel Beats!」

Angel Beatsの曲はどれも良いのですが、
「一番の宝物」と並んでよく聞くのがこの曲です。
アニメのED曲で、EDの映像というか画ととても合っていて、
作品全体の完成度をあげていると思います。


エンディングの初めの画では、登場人物たちが最初はみんな並んでいるのですが、
曲が進むにつれて徐々にフェードアウトしていきます。
ストーリーを知っている人にとっては、これだけで刺さるわけですが、
曲調も静かで切なくて、サビにかけての盛り上がりでグッと来ます。


歌詞も大好きです。
孤独感が強く漂っていて、独りで頑張る姿が目に浮かびますし、
仲間ができても最終的には独りになる、ようなことを歌っています。

いつか人は一人になって
思い出の中に生きてくだけ
孤独さえ愛し笑ってられるように
私は戦うんだ
涙なんて見せないんだ

常に孤独が付き纏うような印象を受けるのですが、
それと同時に孤独に懸命に立ち向かう姿がイメージできます。
過去とか未来とかはあまり気にしても仕方がなくて、
今を懸命に生きていくのが、かけがえの無いことなのではないか、
と思わせてくれました。

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