自分が無能でしんどい

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誰しも悩みの1つや2つは抱えているのではないかと思いますが、
その内容は本当に人それぞれだと思います。
私には悩みがたくさんあるのですが、
今一番ダメージが大きいのが、自分が無能でしんどい、というものです。


人間関係と同じくらい、よくある悩みかもしれません。
学校の勉強や部活で上手くいかないとか、
仕事の業績が上がらないとか、
社会活動の中では成長や成果を求められる場面があります。


親が子供に、上司が部下に期待するなどの
周りからの期待があると同時に、自分が自分に期待する部分もあります。
この期待は時にプレッシャーになり、しんどさの原因になっていくと思います。
今回は自分の期待以下のことしかできずしんどい、
ということについて想いを書いていくだけになります。

■自分が無能でしんどい、とはどういうことか

無能でしんどいと感じるパターンで多いのが、
周囲の人たちの期待に応えられないときです。
申し訳ない気持ちになったり、恥ずかしくなったりします。
勝手に期待されてるだけの場合は知ったこっちゃないですが、
期待してくれること自体が嬉しかったりする場合もありますよね。


周囲の期待と同時に、自分も自分に期待している部分があります。
自分の理想像があって、それに実力が伴わないと、
がっかりしたり、悲しくなったりします。


例えばサッカー部だった頃に、何で大事な場面でシュートを外したんだろう、とよくへこみました。
チームメンバや監督、観客の期待を裏切り、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それと同時に自分にがっかりして、
もっと練習していなかった自分を恨むような気持ちもありました。

■他人の目を気にしても仕方ない、について

最近よく自己啓発本とかで他人の目は気にするな、
みたいなことを目にする気がします。


それはそうなのかもしれませんが、性格的に難しいなあと思ったりしています。
だって誰かと何かするときに、できるだけ協力し合って、
結果的にその人達に喜んでもらえたら嬉しいからです。
ただ、メンタル的にも気にしすぎるのは良くないのは分かってはいて、
あんまりへこまないようには気をつけています。
それでも自分がもっと有能だったらと思わずにはいられません。


そして、他人が期待している以上に自分への期待が大きいことがあります。
自分への期待は何をするにしても常に付き纏います。
やろうと決めた日課であったり、ちょっとした習慣であったり、
常に自分の中の指標があります。
自分が無能なんだったらもっと練習や勉強したら良いのに、
それすらもできていなくて、さらに落ち込んでもやもやします。


もちろん練習や勉強などの努力をすれば有能になれるかと言ったら、
そうではないですし、自己啓発本では自分が得意な分野で努力するべきって書いてあります。
確かにそれはそうなんだと思います。
でも得意な分野でももっともっと高みがあって、
自分より優れている人がいるんですよね。

■他人と比べても仕方ない、について

有能か無能かは他人と比べている部分が大きいと思います。
自分の期待以上に頑張れていないというのは、
自分の指針で他人と比べているわけではないように思えますが、
どこかで自分より頑張っている人を参考にして、指針を決定している気がします。


よく他人と比べても仕方ないと言われますが、
この社会で過ごしていれば嫌でも人と比べる瞬間があります。
学校でも会社でも他の人と一緒に過ごして、
切磋琢磨させるようなやり方が基本ですし、
プライベートでもSNSを見れば、自分と同じ目的や趣味を持った人が溢れています。


自分より優れた人を見た時に羨ましいと思ったり、
場合によっては妬む気持ちが出てきたりするのは、自然なことではないかと思います。
気にしないようにするのも大事ですが、自分の感情を見て見ぬふりをしているようにも捉えられます。


個人的に意識し始めたのが、自分の中で頑張りたい部分に焦点を当てて、
他人と比べてしまう分野を制限する、ということです。
正直なところ今までは何でもかんでも、他人と比べてへこんでは、
他人と比べてもしかたない、と思い込むようにしてきました。


自分がこだわりたいところを強く意識して、それにフォーカスすることで、
自分がこだわっていない分野に関しては、あまり他人を気にしなくなるのではないか、
という仮説を立てて、自分が上達したいことや目標を絞ってみています。


自分が頑張りたい分野では、他人を羨むこともありますが、
どっちかというと、他人を参考にして、自分がさらに上達するにはどうしたら良いか、
を考えるようになりました。

■最後に

ダラダラと書いてしまいましたが、自分が無能でしんどい、
という悩みは自分が少し有能になっても、
自分の期待も大きくなればずっと付き纏いますし、
自分より有能な人をみてがっかりすることも、どこまで行ってもあるかもしれません。


負の感情は自然と湧いてきてしまうものではありますが、
自分の軸をしっかり持って、やりたいことに集中することで軽減しつつ、
結局はより正の感情で心を満たすことで、
しんどさが和らいでいくのではないかと思います。

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