■はじめに
普段生活をしている中で、ちょっとしたことで落ち込んだり、
長い時間クヨクヨしたりしてはいませんか。
私はしています。
「なぜあんなこと言ってしまったのだろう」
「もう一度見直ししておけば」
「あの人に嫌われている気がする」
周りから見ると大したことないことも多いのだと思うのですが、
へこんでいる本人にとっては大ごとで、
「周りからすれば・・・」は関係ありません。
繊細な感受性を持っているHSP(Highly Sensitive Person)の人は特に
細かいことにも敏感に反応してしまうと思われます。
約5人に1人がHSPだと言われているので、
ちょっとしたことを気にして悩んでしまう人も多いのではないのでしょうか。
今回はかなりうじうじ悩んでしまう私が、
自分なりの対処法や思うことを書いていきたいと思います。
■気にしないようにするは難しい
私自身はHSPなのか分からないのですが、他人に迷惑をかけたり、
不快に思わせたかもしれないことを長い間引きずる性格です。
なんでもない時にふと思い出して、「はぁ、、、」って
ため息をよくついてしまいます。
中学生の時に友達に言ってしまったひどい言葉を未だに思い出したりするんですよね。。
最近も仕事で他の人に厳しめに言ってしまったことがあり、
しばらく気にしてしまってます。
不快に思っていたら申し訳ない、
今の職場から離れたいと思っていたらどうしよう、
のような漠然としたもやもやがまとわりついてきます。
性格的にこういったことでクヨクヨしない人もいるのだと思います。
私の周りでも一晩寝たら忘れる、という人が多いです。
こうした考え方を後天的に身につけることも可能かもしれませんが、
メンタルが弱っている時であったり、身体的な不調がある時などは、
いつもならどうでも良いと思えることが、そうは思えなかったりします。
一度気になり出したら、気にしないようにするのは難しいですよね。
寝て次の日になっても忘れられなかったりしますし、
人間関係とかだと関係する人と会うたびに思い出してしまいます。
■気になるということは向き合って考える余地がある
細かいことを気にするというのは、
個人差もありますし、ある程度仕方ない部分もあると思います。
ここからは私の考え方なのですが、
ずっと頭に残っている気になることやもやもやには、
まだまだ自分が向き合って、そこから何かを見つけることができるのではないか
と思うようになりました。
人に厳しく言い過ぎてしまったことを気にしているのなら、
次は言い過ぎないようにする具体的な対策を考えたり、
言い過ぎた相手に対して、今からでもリカバリーできないかであったりを、
考え尽くすことができます。
もちろんメンタルが元気な状態でないと、向き合うこと自体難しいです。
でもずっと引きずって他のことが手につかないのであれば、
カフェや公園に行ったりして、
少しだけでも嫌なことと向き合う時間をとってみてはいかがでしょうか。
おすすめはノートやスマホのメモに、
今自分が気になっていることや不安に感じていることを書き出して、
それを深掘りしていくやり方です。
自分が抱えている問題を明確にして、整理をつけることが大事です。
生活していれば絶え間なく嫌なことや不安が襲ってきます。
不安なことに引きずられずに楽しく生きるために、
細かいことを気にし過ぎずに行きたいですよね。
■さいごに
気になっていることに向き合って深掘りをするというのは、
体力がいることだと思います。
どうしても余裕がない時は、ただただ現実逃避をして、
気にならなくなるのを待つのも手だとは思います。
そうして数年経った後に、過去にあった嫌なこととかと向き合ってみると、
今の自分に自分に活きている事が分かったり、
上手く昇華させることができたりするのだと考えています。
楽しいことを考えてる時間が多い方が良い人生になりそうですよね!
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