あなたも鈍感になろう 〜「鈍感になる練習」を読んで〜

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はじめに

最近は仕事の悩みだったり、職場の人間関係だったりを書いていました。

職場の悩みに関してはちょっと気にしすぎな部分もありましたし、
もう少し感情と切り離して整理できたら良いのでは?と考えるようになりました

そんなに悩む必要でないことも気にしてしまう性分で、
普段から細かいことを引きずってしまうことがあります


よく繊細な人のことをHSP(High Senstive Person)と言われますが、
私も部分的にその傾向があるのかもしれず、
人間関係で上手くいかないことがあると、そのことに脳のメモリを持っていかれて、
他のことに集中できなくなってしまいます


私みたいな人も多いとは思うのですが、
そうでない人もたくさんいて、
HSPの人は2,3割だけだと言われています。


細かいことを気にしない人のマインドを知ることで、
少しでも悩みを減らすことができるはずだ!
ということで、
著:齋藤孝の「鈍感になる練習」を読んでみました。


鈍感になる練習

今回はその内容の中から、参考になると思ったところをピックアップしていきます。

鈍感になる練習の必要性

HSPの人は気にしないようにする習慣を身につけないと、
神経がどんどん過敏になり、いろいろなことが気になって手につかなくなります


繊細であることは決して悪いことではありません。
相手の思いやることができますし、空気を読むことにも長けています。
一方でメンタルをやられてしまったり、
大胆な行動ができなかったりといった面もあります。


私自身はもっと気にしすぎない性格になりたいと思うのは、
色んなことを不安に感じたり、ミスを引きずってしまったりするせいで、
日々を楽しく過ごせていない気がするためです。
より楽しい気分で人生を過ごすためにも、鈍感になる練習が必要だと思います。


ポイントをピックアップして紹介していきます。

完璧主義の弊害

物事を全てを完璧にこなせる人はいません。
そんな中で上手くできないことに悩んでしまうのは、
完璧主義な傾向があるかもしれません。
自分ができないことがあってもある程度許容することが大事です。


自分が意識していることはこだわることができますが、
意識してないこともたくさんあると思います。
そのため、周りの人からすると、そこはこだわるのに、
他はこだわらないんだ、というように見られてる可能性があるんです。


もちろん完璧にやるのが大事な場面もありますが、
多少妥協してでも早く仕上げたり、他に力を注いだりしたほうが良いかは気にした方が良い場面も多いようです。

こういった意識の練習をしていくことで、
自分のミスや失敗を引きずらなくなり、
結果的により上手くいきやすくなります


本の後半では、色々気にしすぎるのは理性が足りていない面もあると書かれています。
辛口な意見だと思いましたが、
確かに何を気にするべきか整理した時に、
気にしなくて良い方に時間を使っているとしたら、
感情や雰囲気に流されてしまっているのかもしれません。。

自分と関係ない問題は他人が背負うべき

私は誰かが不機嫌だと、それが気になってしまい、
自分のことに集中できなくなってしまいます。
不機嫌な原因が自分にあるのではないかと考えますし、
機嫌を直してもらうために自分ができることを考えます


しかし、本の中で書いてありますが、
誰かが不機嫌なのはその人の責任であり、
自分が関係なさそうであれば気にする必要はありません


明らかに自分に非がある場合は謝るべきですが、
誰かの問題を自分から背負にいく必要はないですよね。


レジリエンスに重きを置く

レジリエンスとは回復力や復元力を意味する言葉です。
何か嫌なことがあった時や、失敗してしまった時に、
素早く前を向いて、次に生かそうとする心構えが大事です


とあるウズベキスタン人の「大丈夫。またバスはくる」という言葉が紹介されていて、
たとえバスを逃しても次のに乗れば良い、ということなのですが、
全くその通りだと思います。


物事の一歩が踏み出せない人に向けても、
とりあえず踏み出してみて、修正しながら進んでいけば良いではないかと書かれています。
このブログとかもそうですが、
最初は内容もデザインも拙いけれど、
徐々に改善していこうと思って、始めたのを思い出しました。


自分の失敗は人のせいとも言える

一番印象に残った内容なのですが、「自分の失敗は他人のせい」とはそのままの意味で、
自分が失敗しても他人のせいと考えることもできるということです。


たとえば役者はプロデューサーから役を渡されるわけですが、
プロデューサーはその役者に合う役を振る必要があります。
それで役者が上手く演じることができなかったとしても、
それは役者の責任ではないわけです。


会社員でも上司がいて、その人に仕事を渡されます。
その仕事や役割を任されてやっているわけなので、
上手くできなかった時は、責任を抱え込む必要はありません。


自分がベストを尽くしていたなら、もはや自分の落ち度はないので、
失敗してたとしても気にしないマインドを持つのが良いです。


なかなかそんな風には考えられないとは思いつつ、
自分のせいだと追い込んでしまうよりは、明るく過ごせそうです。


さいごに

鈍感な人の思考回路の中には無責任だと思えるものもありましたが、
合理的だと思うものもありました。
嫌なことがあった時に「鈍感な人ならどう考えるか、もしくは何も考えないのか」を
気にしてみると良さそう
です。


何かについて悩むというのは、しっかり背負って考えているわけなので、
良い面もあります。
ただ、改めてになりますが、そのせいで日々が楽しくないようであれば
悩みを手放して楽しい方に考える(嫌なことを気にしない)方が良い
です。


戦略的な鈍感を使いこなしていきましょう!笑


鈍感になる練習

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