【1900年前の皇帝に学ぶ】人間味あふれるマルクス・アウレリウスの3つの考え方

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はじめに

雨上がりの夕方。
カフェの窓から外を眺めながら、
はやとはコーヒーを飲んでいた。

ゆりか
ゆりか

どうしたの?
今日はなんだか考え込んでるね。

はやと
はやと

仕事でちょっとね。
別に怒られたわけじゃないんだけど、
「あの時もっとこうしておけば良かったかな」とか、
「上司はどう思ったかな」とか……
帰ってからもずっと考えちゃって。

こうへい
こうへい

あるあるだね。
終わったことなのに、
頭の中で何回も反省会しちゃうやつ。

はやと
はやと

そうそう。
もうどうにもならないのに、
気づいたらずっと考えてるよ。

ゆりか
ゆりか

最近知ったんだけど、昔のローマ皇帝ですら
似たようなことで悩んでたらしいよ
約1900年前のローマ皇帝、
マルクス・アウレリウス
って人。

はやと
はやと

世界史で聞いたことある気がする!
皇帝でも悩むことあるんだね

ゆりか
ゆりか

戦争や疫病、
政治や人間関係。
毎日いろんな問題を抱えながら、
自分を励ますために書き続けた日記があるんだ。
それが『自省録』
しかもこれは、
最初から本として出版するためじゃなくて、
自分自身に言い聞かせるために書いていたものなんだって。

こうへい
こうへい

約1900年前の言葉なのに、
現代人の悩みに通じることがたくさんあるのか!

ローマ皇帝と聞くと、
「何でも思い通りになりそう」
そんなイメージがありますよね。
でも実際は違いました。

マルクス・アウレリウスは、
戦争、政治、疫病、裏切り、人間関係、
たくさんの問題を抱えながら生きていました。
そんな毎日の中で、
彼は自分自身に向けて言葉を書き残します。
それが『自省録』です。

面白いのは、これは誰かに読ませるための本ではなくて
落ち込んだ時や迷った時に、
「自分に言い聞かせるための日記」
だったということです。

マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)


① 他人に振り回されない


仕事でも学校でも、
「なんであんな言い方するんだろう。」
「どうしてあの人はあんな態度なんだろう。」
そんな人に出会うことがあります。

はやと
はやと

皇帝なら部下に命令できるし、
嫌な人なんてどうにでもできそうだけど。

ゆりか
ゆりか

そう思うよね。
でもね、
マルクス・アウレリウスはこんなことを書いているんだ。

今日も、
身勝手な人や、
感謝しない人、
横柄な人に出会うだろう。
(『自省録』第2巻第1節より)

君に残された時間は、交易に関わるものでなければ、
他人のことで思い煩うことに浪費してはならない。
・・・
そんなことに思い煩っていると、
自分の精神に集中することができなくなってしまう。

こうへい
こうへい

当然だけど1900年前から、
嫌な人はいるよね。
これを日記に書いてるのが面白いな笑

ゆりか
ゆりか

この言葉には続きがあるんだ。
マルクス・アウレリウスは、
「そういう人は善悪を知らないからそうしている。
だから自分まで同じようになってはいけない。」
という趣旨のことも書いているよ。

こうへい
こうへい

すごい立派なことを言ってるけど、
これを自分に言い聞かせてるのが、とても好感持てるわ

つまり、「嫌な人がいることは仕方ない」ということです。
期待し過ぎるから、
裏切られた時につらくなる。
最初から、「いろんな人がいる。」と思っておいて、
受け入れていくしかなくて、
大事なのは自分でコントロールできる範囲で、具体的な対策をとっていくことです。

もちろん、嫌な人を好きになる必要はありません。
でも、その人に振り回される必要もないのです。

ゆりか
ゆりか

関連する内容で
・心を乱されるな
・欠点があるひとも自分の同族なのだ
・どんな人にも長所がある
などの章も参考になるよ!


② すべては一瞬の出来事にすぎない


ゆりか
ゆりか

学校や会社での失敗って、
その時はだいぶ深刻に考えちゃうけど、
後から考えると小さいことだったりするんだよね

こうへい
こうへい

その時は目の前のことで大変だから、
1つの失敗が大きく見えちゃうのはあるよね

はやと
はやと

今の俺にとっては大きなことなんだよ(´•̥ ̯ •̥`)

ゆりか
ゆりか

マルクス・アウレリウスは、
今目の前にあることは一瞬で過ぎ去ってくから、
気にするなって言ってるよ。

この世に存在するものは、絶え間ない川の流れのようであり、
その活動は常に変化し、
諸々の原因もまた無限に変化している。

じっと静止しているものはほとんどない。
君のそばにも、過去と未来の双方に無限の深淵が開いており、全てが飲み込まれてゆく。

全ては一瞬の出来事に過ぎないのに、
こんなことを得意がったり、悩まされたり、惨めになったりするのは、
実に愚かなことではないだろうか。

(『自省録』第5巻第23節より)

はやと
はやと

すごい大自然をイメージさせるような言葉だね。
確かに大きな時の流れの中で
自分の失敗なんて気にしても仕方ないのかも

こうへい
こうへい

そうだよ。
スケールでかく考えてこうぜ!


③ 評判など無意味だ


はやと
はやと

でも結局、
周りの目や評価が気になっちゃうんだよね。
承認欲求を無くすのって難しいし。

ゆりか
ゆりか

そうだね。
マルクスアウレリウスも自分の評判を気にしてたみたいで、
「気にする必要はない」って
言い聞かせるような言葉が何度も出てくるよ。

こうへい
こうへい

皇帝もただの人間なんだって思えるな
なんか友達になれるような気がしてきた笑

ゆりか
ゆりか

でも、大変な中で立派な考えを持ってる人だったんだと思う。

色々言われたり、大変な中でも自分が正しいと思うことを、
ひたすら行動しろって言っているんだよね。

他人なんて気にする必要ない、
名声は一瞬のものだ、
人はすぐに死んでしまう、
だからこそ満足して死ぬために、自分の信念に従ってやれることをやろう、
ってメッセージだと受け取ったよ。

隣人が何を言い、何を考えているかなんて、どうでもいいではないか。
自分自身が何をするかに注意して、それが正しいことかどうかだけ気にしていれば
・・・
直線からそれずにゴールに向かってひたすら走るのだ。

(『自省録』第4巻第18節より)

はやと
はやと

実直に頑張ってくのが大事だって、
初心の気持ちを思い出させてくれるね。

派手な言葉ではありません。
でも、「自分が正しいと思うことを、誠実に積み重ねなさい。」
そんなメッセージが込められています。

他人の評価は、
最後まで自分では決められません。
まずは目の前のできることを一生懸命やることはできます。

未来を変える一番確実な方法は、
今日できることを積み重ねることなのかもしれません。


おわりに

マルクス・アウレリウスは、
約1900年前のローマ皇帝でした。

それでも、
人間関係に悩み、
未来を不安に思い、
自分を励ますために言葉を書き残していました。

時代は変わっても、
人は他人の目を気にし、
思い込みに苦しみ、未来を不安に感じます。

だからこそ、
彼の言葉は今でも多くの人の心に響くのだと思います。
・他人に振り回されない
・すべては一瞬の出来事にすぎない
・評判など無意味だ
今回取り上げたこの3つは、特に今の時代でも刺さる言葉です。

ゆりか
ゆりか

他にも多くの共感できる言葉が載っているので、
良かったら自省録を手にとってみてね!
私のお気に入りの記載は、
「もうたくさんだ。最高責任者の皇帝という、
この惨めで不平だらけの猿まね人生」だよ笑

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