気分が沈んでいる時って、何もやる気が起きなくなるタイプなので、
頭も使いたくないし、自分から何かを発する系が全然できなくなってしまいます。
自分特有なのかもですが、人といても話したいことが出てこなかったり、
何でもないLINEに返信ができないんです。
そんな無気力なときはひたすらアニメや映画を観たり、
本を読んだりしています。
ボーッとインプット系のことしかできないんですよね。。
さらにアニメや映画の内容によっては、
メンタルへのダメージが大きくなってしまったりするので、
なるべく気楽に観れるものが好物だったりもします。
(悲しい時に悲しい系観たくなったりもするので、
いつもそうというわけではないですが)
同じようなタイプの人もいるかもしれないので、
そういう時に私が観ているアニメを紹介したいです。
紹介したい作品がたくさんあるのですが、今回は「銀魂」にします。
有名なアニメなので観たことある人も多いと思います。
観ていた方には懐かしんでもらって、
観たことない方には観てみようと思っていただけるように、
すでに観たことある方はもう一回観たいと思えるように書いていければと思います。
■概要やあらすじ
ジャンプで連携していた漫画がアニメ化したもので、
放送開始は2006年です。
ジャンルは大部分がコメディになりますが、
シリアスなストーリー展開もありますし、白熱のバトル描写も多いです。
笑いあり、涙ありで何となく気軽に見始めたら、
熱中して観ているなんてことも良くあります。
物語の設定としては江戸時代末期に、
歌舞伎町で万屋を営む主人公である銀さんと、
メガネの新八、戦闘民族の娘・神楽たちが様々なことに巻き込まれたり、
ややこしくしたり、問題を生み出したりするお話です。
(江戸時代とはいえ、ほぼほぼ現代と変わらないです)
アニメの話数が367話と多いので当然ですが、
キャラクターの数もとても多くて、
警察的な役割の新撰組だったり、歌舞伎町に住む個性豊かな人々、
など一癖も二癖もあるキャラが揃っています。
むしろ普通のキャラがいない気がします。
基本的に1話完結でコメディ回が多いですが、
シーズンの終わり間際などはシリアスな話も含まれているので、
ただただ笑いたいときはシリアス回は飛ばしてしまうのもアリかと思います。
■個人的に好きなところ
まずは個性豊かなキャラクターがいるところです。
上でも書いたようにみんな好き勝手に生きています。
尚且つそれぞれの個性があるので、出てくるキャラクターによって、
個性が掛け算となり、ストーリー展開も予想外の方向へ進んでいきます。
個人的には桂小太郎が好きです。
攘夷志士でテロリスト的な存在である桂は、
主人公の銀さんと旧友みたいな関係性です。
お互い全く馴れ合わずにバカにしあっていながらも
どこか心の奥では心が通じ合っているんだろうな、
と思わせてくれます。
また、銀魂はくだらないギャグや下ネタで笑えますし、
出てくるキャラクターは頭のネジが外れているので、
常識って何だっけ?となります。
自分が悩んでいることがバカらしくなり、
別に全部適当で良いじゃんと思えるようになります。
普段ダラダラして、仕事がきたら真面目に働くと思いきや、
とりあえずふざけます。
ただ、散々ふざけていても、仲間が本当にピンチになったときや
追い込まれた時には絶対に見捨てずに駆けつけてくれます。
自分の信念は曲げずに、本当に大切にしなければいけないものを
登場人物たちは分かっているんですよね。
その大切にしなければいけないことさえ忘れなければ、
大体のことはちっぽけで、悩むのもバカバカしく思えるようになります。
パロディも多いのが特徴です。
同じジャンプのドラゴンボールやワンピースのみならず、
新世紀エヴァンゲリオンやプリキュアなども使ってしまいます。
観てる側も大丈夫なのかドキドキしてしまいますが、
それでこそ銀魂という感じがします。
■名言
最後にいくつか名言を取り上げたいと思います。
美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか。
敵に囲まれ絶体絶命におちいり、
仲間が武士らしく自分で腹を切るか、と言った時に、
銀さんが行った言葉です。
大切な何かのために、最後まで戦い続ける姿勢に胸を打たれます。
何度も困難な状況を打開してきた万屋の活躍を見ていると、
今自分が苦しい状況でも、何とかなるのではないかと思えてきます。
何とかならなくても、また立ち上がるのが大事なのではないかと思って、
次の一歩が軽くなったりします。
今も昔も俺の護るもんは何一つ変わっちゃいねェェ!!
銀魂では仲間を大切にするのが大きなテーマになっています。
よくストーリーの展開的に、
自分たちのプライドや誇りを傷つけられ、時には国を背負って戦っていますが、
戦っている理由は一貫しています。
いくら自分が傷つこうとも、大切な人のために命を賭して闘う姿に感動します。
散々ふざけて仲間同士貶しあったりするのだけれど、
心の底では大切に思っていることが分かるので、
どんどん感情移入できるんですよね。
松陽、お前にずっと…見せたかったんだ。あれから色々あったけどよォ。俺…コイツらと万事屋やってんだ。
銀さんが師と仰ぐ吉田松陽に言った言葉ですが、
ストーリー展開を知っている人からすると、この銀さんの言葉はとても刺さるものがあります。
かつての大切な人に挨拶しに行くような、
最近ご無沙汰しているけど、どこかで通じ合っているような、
雰囲気が字面からも伝わってきますが、
ストーリーを追っていくとさらに色んな感情があるのではないかと想像できます。
■まとめ
今でも銀魂が終わったことがどこか信じられない気分でいます。
実写映画でもまたやってくれたら観にいきたいと思います。
銀さんは言うまでもないですがイケメンのぱっつぁんに、下ネタを言わされる橋本環奈、最高でした。
今回は銀魂を取り上げたのですが、
心に負荷をかけずに楽しく観られるアニメは他にもあるので、
また書けたらと思います。
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