辛い時の気分転換 ー瞑想してみた

未分類

以前、瞑想がどのようなものか気になって調べてみていました。
どこか胡散臭い感じがして敬遠していたのですが、
著名人や有名企業が取り入れたりして、どうも本当に良いものらしい、
と思ったのがきっかけでした。
少なくともやってみて損はなさそう、だったんですよね。

記事を書いてからしばらくは、
瞑想をやってみては3日坊主で終わってしまっていました。


ただ、今では瞑想を生活に取り入れたことで、
ちょっとしたことで心を乱されることが少なくなってきたように感じます。
正しくは乱されることはあるのですが、リセットしやすくなって、
引きずる時間が短くなったのだと思います。


感覚的には大抵のことは些細なことで、
この広い世界でたくさんいる人間の一人である自分が悩んでることなんて、
ちっぽけだよな、という気分になるんですよね。


最初は全然続けることができず、やり方も合ってるか分からないし、
何をやっているんだろう、と思っていた私ですが、
ようやく習慣化できて、見えてきたことがあるので、
自分なりに気がついたことについて書きたいと思います。

■瞑想するうえで大事なポイント

最初にいざ瞑想しようとして、椅子に座ってとりあえず目を閉じて見るのですが、
今抱えている嫌なことが浮かんできて集中できず、
そんなタイミングでスマホの通知が鳴って、
スマホを見てしまったりしていました。


これでは瞑想どころではなく、瞑想しようと思ってたのに、
むしろ中途半端なことをしているというもやもやを感じてしまい、本末転倒でした。


ちょっとずつ自分なりの工夫を加えていくことで、
これが瞑想では?という状態になり、
瞑想ではないと言われようとも、私にとってはこれが瞑想と思えるようになりました。
その自分なりの工夫として大きなものが以下になります。

・日常生活から切り離して行う

忙しい日常の中で、その延長として瞑想を行うと、
日常のことに引っ張られてしまうので、明確に切り離してあげた方が良いです。


私が行ったのは、
 ーー余計なことは考えなくて良い時間(何もしなくて良い時間)であると意識する
 ーー時間を忘れる
 ーースマホをサイレントマナーモードにする
 ーー座禅を組む
といったことになります。


大抵の人は何もしていない時間は
もったいないと感じるのではないでしょうか。
勉強や仕事をしなくて良い時間でも、
SNSを使ったり、動画を見たりする時間に使いたくなり、
一般的にダラダラするといっても、
何もせずにゴロゴロするのを長い時間行うことは少ないと思います。


そこを思い切って瞑想の時間は何もしなくて良いし、
何も考えなくて良い時間と割り切ってあげると、
日常生活から離れて、目先のことだけでなく広い視野や
大局的な考え方が戻ってくるようになります。


また、私は瞑想するときに10分だけやろう、と決めて行っていたのですが、
そろそろ10分かな、、、まだかな、、、一回スマホを見てみるか、
と集中できません。
予定がある場合は別ですが、なるべく時間のある時に、気が済むまで行うのが良いです。
かける時間はその時々で違うのですが、
大体10〜15分くらいが私にはちょうど良いようです。


あとはスマホの通知がなると気になってしまったりするので、
サイレントマナーにして、スマホに振り回されない時間にしています。
もともとスマホはそんなに触らず、ラインの返信もマイペースな自分ですら、
何か通知がくると一瞬、意識がそちらに向いてしまいます。


何もしなくて良くて、心を整理する贅沢な時間にするために、
スマホに限らず、気が散るものは取り除いておくのが良いですね。

・世界の一部であることを意識する

ちょっと大袈裟なことではあるのですが、いざ目を瞑っても
色んなことを考えてしまうことがあります。
そういうことを考えてしまうと、
いつもは無意識に考えないようにしていたことで深みにハマり、
むしろネガティブな感情になってしまうので、逆効果なんですよね。


そうならないように意識を地面や
地球に意識を向けるようにしています。
たしか本来の瞑想も自然と一体になることが求められていたと思います。


自分がこの世界の一部と考えるようになると、
より大きなスケールで自分を俯瞰して捉えることができます。
今悩んでいる自分を客観視して、受け入れてあげることで、
今抱えているものがとても軽くなります。


大きな時間の流れの中で今の自分は刹那的で、
自分の存在自体ちっぽけなのだから、
頑張っても良いし、頑張らなくても良い、
と感じられて、本来の自分を取り戻せた感覚になります。


ふと思ったのですが、アメリカの公園や草原で瞑想する人がいるのは、
より風や草木といった自然を感じられるからかもしれません。


体勢は座禅でなくても良いのだと思いますが、
これも日常生活から切り離す意味で私は座禅にしています。
普段座禅を組むことはないので、
生活から切り離された時間であることをより意識できるようになりました。

・瞑想する大体の時間を決める

習慣化するためには生活の一部に組み込むと良い、とよく言われます。
なので最初はこの時間に行う、と決めるのが良いです。
私の場合は朝起きて、歯を磨いてから行っています。


これは人によって違うと思うのですが、気持ちがへこむことが多い時間やタイミングって
結構決まっていたりしないでしょうか。
私はなぜか朝は全てのことが嫌な状態になります。
仕事に行きたくないし、昨日の自分のダメなところが思い起こされたり、
うまくいっていないことばかり浮かんでくるのです。


なので1日をスタートさせる意味で、瞑想を行うようにしました。
一旦、嫌なことを吹き飛ばし、
フラットな状態で前向きな気持ちになることができます。


そういう意味だと、人によって瞑想したい時間が自然と定まってくるのではないかと思われます。
最初は意図的に時間を決めてみて、
何となく今瞑想して心を整えたい、と思えるタイミングが出てきたら
そのタイミングで行うのを習慣化していくのが良さそうですね。

■終わりに

瞑想について、少し調べるとやり方が出てきますが、
だいぶ漠然としているのと、やってみても合っているのか分からなかったので、
色々試してみて、大事だと思ったポイントを書いてみました。


体勢や実施方法に焦点が当てられることが多いですが、
続けるためには自分なりに「これが瞑想か」と実感できる必要があると思います。


瞑想なのかよく分からないけど、自分にとって意味のある行為にすることができれば、
瞑想と同じ目的が達成できているはずです。


瞑想を普段やらない人がやってみようと思った時に、
参考になるようなことが書けていたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました